デザイン重視ならフィンランドの「スント」

厳しい自然環境のフィンランドにて1936年に生まれた「スント」は、コンパス会社だった。その後、コンパスはデジタル化し、ダイビングコンピューターなどへと進化。その中で、時計の生産も始まった。スントの魅力は優れた機能性にあるが、他にはない個性として、端正な北欧デザインを推したい。強く主張せず、それでいてすんなりとファッションに溶け込んでくれる美しさがある。そのセンスと感度の良さは、このジャンル随一だ。



【定番】スント コア アルティメット ブラック

2007年に誕生した「スント コア」は、センサー機能が充実しており、高度や気圧、温度や方位を計測。しかも急激な気圧の変化を感知すると、天気の急変を知らせるアラームようになっている。大きな画面にシンプルな表示というミニマルな組み合わせは、いかにも北欧デザインといった雰囲気。モデル名の“究極の黒”にふさわしい、気高きオーラがある。ケース径50㎜/デジタル/3気圧防水/ウレタンストラップ、強化プラスティックケース(SSベゼル)¥42,000/スントカスタマーサービス



【最新】スント3 スレートグレー

健康志向の高まりに合わせた最新モデルは、7日間のトレーニングプランを自動的に提案してくれる“パーソナルトレーナー・ウォッチ”。ケース径は43㎜と、スントの時計としてはコンパクトなので、軽くて着用感に優れている。サイズ感重視で機能を絞り込んでいるが、スマートフォンと連動させることでGPS機能などを使用する賢い時計である。ケース径43㎜/デジタル/3気圧防水/シリコンストラップ、グラスファイバー強化プラスティックケース(SSベゼル)¥32,000/スントカスタマーサービス



【最高峰】スント9 BARO チタニウム レザー

優れたGPS機能や気圧計、100mの防水性などの優れたスペックを備え、しかも連続駆動は120時間を誇る。トレーニングやサイクリングなど80種のスポーツに対応した運動重視の高機能モデルだが、高品質のチタン合金で作られた薄型ベゼルで、ほんのりと高級感を引き出す。権威あるドイツの「IF デザインアワード」を獲得するなど評価が高い。ケース径50㎜/デジタル/10気圧防水/レザーストラップ、ガラス繊維強化ポリアミドケース(Tiベゼル)¥95,000/スントカスタマーサービス


機能にこだわるならアメリカの「ガーミン」

 

今でこそ、身近なテクノロジーとなったGPSだが、この高精度ナビゲーションシステムを、持ち歩けるほど小型化したのがアメリカの「ガーミン」である。1989年に設立したガーミンは、飛行機やヨットのGPSシステムを開発しており、そのノウハウを時計に取り入れている。サイクリングやランニング、ゴルフなどGPS機能を使ったアウトドア系スポーツウォッチが得意であり、アクティブな趣味を楽しむ人にお勧めしたい。



【定番】アプローチS60 ブラック

ガーミンが、力を入れているジャンルが「ゴルフ」。高精度GPS機能をいかんなく発揮し、コースデータと組み合わせてグリーンまでの距離などを表示してコース戦略の後押しをしてくれる。さらに同社のセンサー商品とも連動し、ゴルフ上達をサポートするのだ。4月からは後継機「S62」が販売開始。バッテリー稼働時間が倍になり、使い勝手が向上した。ケース径47㎜/スマートウォッチ/5気圧防水/シリコンストラップ、樹脂ケース(ポリマーベゼル)¥50,741/ガーミンカスタマーサポート



【最新】インスティンクト タイド ブラック/ブルー

アメリカ国防総省のミルスペック基準に準拠したタフモデル。繊維強化ポリマーケースは耐衝撃性能と防水性に優れ、液晶ディスプレイは化学強化ガラス製なので耐傷性能に優れる。スマートフォンと連動して潮汐情報を取得すれば、サーフィンウォッチとして使える。もろんGPS機能や電子コンパス、気圧高度計も内蔵しており、アウトドアで大活躍する。ケース径45㎜/スマートウォッチ/10気圧防水/シリコンストラップ、繊維強化ポリマーケース&ベゼル¥33,800/ガーミンカスタマーサポート



【最高峰】MARQ アドベンチャラー

洗練されたデザインと高品質素材を組み合わせた「MARQ(マーク)」は、ガーミンのノウハウを結集した“GPSプロウォッチ”。このモデルは高度計など冒険家のための機能を搭載し、人気ルートがプリロード済み。登山中に電池切れを起こさないように、省エネ設計になっている。ストラップはイタリア製のバケッタレザーで、使うほど味わい深くなる。ケース径46㎜/スマートウォッチ/10気圧防水/レザーストラップ、Tiケース(Tiベゼル)¥250,000/ガーミンカスタマーサポート


視認性と機能性を両得するなら日本の「プロトレック」

デジタルウォッチの弱点は視認性で、数字をしっかり読まないと時刻がわからない。しかし多くの機能を表示できるという利便性も無視できない。そこで本気のアウトドアウォッチとして1994年にスタートしたカシオの「プロトレック」は、多くのモデルで時刻をアナログ針で表示し、機能はデジタル表示を使うデジアナ方式を採用している。時計らしいルックスで視認性を確保しつつ、機能性もおろそかにしないという信念を感じてほしい。



【定番】PRW-7000-1AJF

気温、方位、高度/気圧を計測するトリプルセンサーを搭載し、20気圧防水のケースは堅牢。様々なフィールドで活躍する。4時位置の小さなアナログ針は、気圧変化や高度変化を針で表示することで、直感的に読み取れるようにしたもの。さらに世界6局に対応する電波時計機能と光発電タフソーラーも備えており、本気で使えるアウトドアウォッチだ。ケース径52.3㎜/デジタル&クオーツ(タフソーラー)/20気圧防水/カーボンファイバーインサートストラップ、樹脂ケース(SSベゼル)¥82,000/カシオ計算機 お客様相談室



【最新】PRW-50FC-1JF

オールブラックの精悍な世界の中に、サンドベージュ色の針&インデックスを組み合わせて、ミリタリーウォッチ風の味付けにした。トリプルセンサーや電波時計機能など、道具としての機能性も高く、気圧の急変を検知して天候悪化を知らせるアラート機能も心強い。新開発のフィールドコンポジットバンドは、タフでありながら肌当たりに優れている。ケース径47.2㎜/デジタル&クオーツ(タフソーラー)/10気圧防水/メタル×樹脂のコンポジットブレスレット、樹脂ケース(SSベゼル)¥74,000/カシオ計算機 お客様相談室



【最高峰】マナスル PRX-8000T-7BJF

1956年に日本隊が初登頂した「マナスル」の名を冠したアルピニストウォッチ。日本人で唯一8000m峰全てを踏破した登山家、竹内洋岳氏がアドバイザーとなり、酸素が薄い高所でも視認性を確保する針の色やデジタル表示の大きさにまでこだわった。さらに-10度でも動作する耐低温仕様にするなど、徹底的に極限状態を意識した時計になっている。ケース径52.5㎜/デジタル&クオーツ(タフソーラー)/10気圧防水/Tiブレスレット、Tiケース(SSベゼル)¥160,000/カシオ計算機 お客様相談室


カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869
ガーミンカスタマーサポート TEL:0570-049530
スントカスタマーサービス TEL:03-4520-9417

Composition&Text:Tetsuo Shinoda