日本のブランドならではの素材と技術への探求心

 「僕がグランドセイコーを手に入れたのは、5年ほど前ですね。品質の高さや端正なデザインが気に入っていて、今も愛用しています。今回選んだのはネイビーダイヤルのGMT。日本とアメリカを往復している僕にとっては、時差を修正するGMT機能はとても便利ですが、このモデルはダイヤルの色や仕上げも、とてもきれい。品行方正でクリーンな雰囲気もあるし、まさに日本を代表するハイエンドウォッチとしての誇りを感じます。
 こういう時計に合わせるファッションは、日本を強く意識したい。visvimのアイテムは、奄美大島伝統の泥染めや手紬など、日本の伝統的な技法を掘り起こし、それを現代的なファッションへとつくり上げているそう。そういう姿勢は面白いし、素材感や味わいには真面目さを感じる。そこには、グランドセイコーと同じ哲学が見えるんですよね」


手紡績、手織りなど、丁寧な手仕事から生まれた生地のぬくもりある表情は、機械化された時代だからこそ逆に価値がある。価格はハイエンドだが、そこには継承される技術や文化に対するリスペクトが詰まっている。時計もファッションも、深くハマるほど、その背景に惹かれていくのだ。シャツ¥410,000・Tシャツ¥37,000・パンツ¥60,000/visvim メガネ¥38,000/アヤメ

リヒトが欲しい一本!

SBGJ235

毎時36,000振動の高精度ムーブメントに、ゴールドのGMT針を加えた高性能モデル。ダイヤルの細かな刻みは、時計工房から見える雄大な岩手山の山肌をイメージ。斜面をきかせたケースは、グランドセイコーの定番スタイルである。自動巻き。SS。ケース径40㎜。¥670,000/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室)

このモデルもいい!

SBGE211

ローターで巻き上げたゼンマイの力で、歯車を回すと同時に発電。その電力でIC回路を動かして、歯車の回転速度をコントロールする独自技術「スプリングドライブ」を搭載。流れるように動く秒針の美しさも、評価が高い。自動巻きスプリングドライブ。SS。ケース径41㎜。¥570,000/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室)

SBGN005

スポーティなデザインと最高峰クオーツムーブメント9Fを融合。視認性に優れる大きな針を動かすのもグランドセイコーの実力だ。赤いGMT針は24時間で一周しホームタイムを表示し、センター時針はローカルタイムを表示。リュウズで簡単に操作可能。クオーツ。SS。ケース径39㎜。¥330,000/グランドセイコー(セイコーウオッチ お客様相談室)


※文中すべて、SS=ステンレススチールの略です。


アヤメ TEL:03-6455-1103
セイコーウオッチ お客様相談室 TEL:0120-061-012
visvim TEL:03-5468-5424

Photos:Daisuke Mizushima[D-CORD] 
Hair:JUN GOTO
Stylist:Naoki Ikeda
Model:Rihito[UOMO Model] 
Composition&Text:Tetsuo Shinoda
(2019年9月号掲載)