1833年の創業以来、スイスのル・サンティエを拠点に高級時計を作り続けてきたジャガー・ルクルト。同ブランドは時計製造技術のサヴォアフェール(ノウハウ)の中で最も難しいとされるチャイム(ソヌリ)機構を備えた時計をも自社内で製造する、世界で唯一のマニュファクチュールだ。

2019年5月某日、ジャガー・ルクルトは京都で特別なイベント「アート・オブ・プレシジョン 〜精度という名の芸術〜」を開催した。美しい建築、究極の精度を具現化する伝統技術を持つ日本の古都・京都を選んだのは、同ブランドのクラフツマンシップに通ずるものがあるから。このイベントには、人間国宝である3人の職人、福田喜重氏(刺繍)・須田賢司氏(木工)・山岸一男氏(漆)に加え、ジャガー・ルクルトが誇る2人の時計職人とエナメル職人がジュウ渓谷より参加し、最高評価の時計製造技術をはじめ、世界屈指の応用美術技法を披露した。

イベントの目玉は、特別に発表された新作の限定モデル「マスター・グランド・トラディション・ミニッツリピーター・パーペチュアル」。同モデルは、永年受け継がれてきた革新的な機械技術と最高峰の細密装飾芸術が融合して生まれた逸品。タイムレスでありながら現代的かつ革新的なケースデザイン、アンティーク懐中時計のソヌリの理想的なチャイムを復活させた革新的なゴング、そして直観的に操作できる永久カレンダーの搭載という特徴を持つ。

中でも注目したいのが「チャイム」だ。自動巻ムーブメントのキャリバー950はチャイムの品質において相容れないと思われていた「力強さ」と「審美性」という二つの価値観を兼ね備えている。従来のミニッツリピーターのゴングのように重なり合ったコイルを平らに並べるのではない。全く新しい高さとスペースを組み合わせることによって伝統的な手法とは異なるアプローチが取られている。

低音のゴングは、ゴングの上から下まで螺旋状に動く。上記の写真を見てもわかるように、この青いゴングはイレギュラーな形状でありながら一方向に流れることにより、調和の取れた倍音が豊かでバランスのとれたベース音を作り出す。また、高音のゴングは方向を切り替え、効果的に音叉(おんさ)のように、それ自体に音が広がる仕組みだ。この形状は、ゴングの振動をより強調し、より純粋でクリアな音を奏でる。

最新の最高傑作に備わった新しい「チャイム」。今まで聞いたことのない“音”があなたの耳に届くだろう。


マスター・グランド・トラテディション・ミニッツリピーター・パーペチュアル

サイズ:43mm
厚さ:13.72mm
キャリバー:ジャガー・ルクルト製キャリバー950(自動巻)
ケース:ホワイトゴールド製
防水性:5気圧
機能:時・分表示、ミニッツリピーター、永久カレンダー(日、曜日、月、ムーンフェイズ、年)
パワーリザーブ:38時間
ダイヤル:ギョーシェ仕上げのブルーエナメル/グレイン仕上げのシルバー
ケースバック:オープンワーク
リファレンス:Q52334E1、Q5233420 世界30本限定モデル

問い合わせ
ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833