日進月歩のメンズコスメ。その一方で、昔から愛され続けているロングセラーがある。そこで男性美容研究家・藤村岳さんが、今あらためて使いたい日本ブランドの名品をセレクト。見た目もなんだか気分です。

洗顔
北原美顔の北原石鹸N

SINCE 1901

「“美容”という言葉を生み出した北原十三男氏が創業し、117年の歴史をもつ老舗メーカー。肌のことを考え、生産から出荷までを完全に自社内で行うという徹底ぶり。防腐剤・酸化防止剤を入れない石けん素地100%の北原石鹸Nは清潔に洗い上げてくれる」。毎日の洗顔でターンオーバーを促す効果も。敏感肌・乾燥肌におすすめ。北原石鹸N 80g ¥1,700・オリジナル石鹸ケース¥500/日本化粧品

アフターシェーブ
資生堂のタクティクス アフターシェーブコロン

SINCE 1978

「1978年からずっと売れ続けている商品で、肌を引き締めながら肌荒れも防ぐ。髭剃り後の肌に塗布するという明快な使い勝手は、ケアに不慣れな男性の心をつかんで離さない。清潔な白いボトルにゴールドの正方形ロゴを組み合わせたモダンなデザインは、今、洗面台に置いてあってもかっこいい」。フレッシュでライトなグリーンフローラルの香り。これが最近また新鮮。120mL ¥1,500/資生堂

化粧水
SK-Ⅱのフェイシャル トリートメント エッセンス

SINCE 1980

「1980年の発売当初から処方がほとんど変わらず、メンズも使えることは案外知られていない。杜氏の手がきれいなのは酵母と発酵の力ではという発見から生み出された、独自成分ピテラを製品化した革命的化粧水。世代、性別を超えて愛されるのは製品力の高さゆえ」。肌のキメ、ハリ、エイジング、くすみ、ツヤのすべてに総合的に働きかけ透明感のある肌に導く。160mL ¥17,000/SK-Ⅱ

化粧水
明色化粧品の薬用メンズ美顔水

SINCE 1885

「明治18年からのロングセラー商品! 当時は『にきびとり美顔水』といって、肌荒れに悩む人の救世主的存在だったそう。現在もその精神は生きていて、シリーズ共通の有効成分サリチル酸が肌トラブルのもとになる古い角質や余分な皮脂をしっかり除去する。このレトロな佇まいもいい」。カミソリに負けない強い肌、テカリの少ない清潔感のある素肌に。医薬部外品。90mL ¥800/明色化粧品

顔用クリーム
クラブコスメチックスのクラブ男性クリームG

SINCE 1958

「昭和初期の発売当時斬新だった、女性ホルモンを配合したホルモンクリームが大ヒット。画期的なアイデアを落とし込んだ製品づくりで今に続いているメーカー。この男性用クリームは弱油性でツルリとした仕上がりが特徴。メントール配合の清涼感もあり、さっぱり好みの男性におすすめしたい逸品」。肌にすっと馴染むのでカミソリ後の肌も滑らかに。50g ¥600/クラブコスメチックス

顔用クリーム
ウテナの男性クリーム(しっとり)

SINCE 1957

「男性用コスメというと“さっぱり”したものが多い中で、昔から“しっとり”を提供してくれた数少ない製品。昔も今も乾燥肌の男性はいるはずなのにスースーする商品一辺倒だったため、カサカサが気になる男性に光明を与えた。のびがよく髭剃り後に肌を優しく包んでくれる」。日本初の男性用化粧品を出したメーカーとしても知られる。肌荒れしやすい肌もしっかり潤う。60g ¥600/ウテナ

洗髪
ポーラのエスパシオ 薬用アクティブシャンプー

SINCE 1999

「女性用コスメの勢いの陰に隠れがちだが、非常に優秀な男性用アイテムを展開しているポーラ。中でもヘアケアのエスパシオシリーズは使い勝手のよさと納得の機能性ゆえ人気が高く、一度使うと確実にリピーターになるといわれている。このシャンプーはフケやかゆみの悩みを抱える40歳男子にぴったり!」。皮脂の酸化を抑えて気になるニオイも防いでくれる。医薬部外品。400mL ¥2,000/ポーラ

ヘアトニック
資生堂のアウスレーゼ ヘアトニックNA

SINCE 1980

「無臭信仰が強い日本のメンズコスメ界の中で、あえて微香性を謳って大ヒットしたブランド。瞬く間にゴルフ場や温泉施設のアメニティとして採用された、元祖大人の男のコスメだ。特にこのヘアトニックはその微香性がよく表れているアイテムで、爽快感のある使い心地は今なお健在」。フケやかゆみ、抜け毛も防いで、頭皮を清潔に保てる薬用ヘアトニック。医薬部外品。220mL ¥2,000/資生堂


ウテナ TEL:0120-3054-11
SK-Ⅱ TEL:0120-021325
クラブコスメチックス TEL:0120-16-0077
資生堂 TEL:0120-81-4710
日本化粧品 TEL:0120-58-4675
ポーラ TEL:0120-117111
明色化粧品 TEL:0120-12-4680

Photos:Yoshio Kato
Text:Aiko Futamata
Supervisor:Gaku Fujimura