25 Sep.

「時計は演じる側にとって、
ありがたい存在」

伊藤 沙莉 | 女優

「普段、時計は遊びのあるデザインのものをブレスレット感覚で着けることがあるぐらい。ちゃんと時計を意識して着けるのは、お芝居をしているときの方が多いかもしれません。日常的に時計を着けるような女性を演じたことは何度かあります。事前の衣装合わせでは身につける小物まで確認するのですが、可愛げのある華奢なデザインだったり、知的な雰囲気のブレスレットだったり、時計も役柄によってタイプががらりと変わるんですよね。私はそういった小物から役のイメージを膨らませるのが好きなので、演じた作品に付随して、使用した時計もわりと記憶に残っているんです。演じるときに気にしているのが時計を見る仕草。その人らしさがすごく表れるものだから、役柄に合わせてその都度、変えていくようにしています。とはいえ癖とか仕草って、なかなか表現するのが難しい。だから自然な動きに導いてくれる時計は演じる側にとって、ありがたい存在でもあるんです」

 

「いつか憧れの“タンク”が着けられる、いい女になれる日を心待ちにして」

「私は“ごっこ遊び”がすごく好きなんです。家で過ごす時間が前よりも長くなって誰にも会わない日が続くと、力が抜けているのが分かりやすく顔に出るので、たまに“いい女ぶる日”を作るようにしています。いつもよりきれいめな格好をして、ばっちりメイクをして、普段は行かない、ちょっといいレストランに食事に行く。こういう日を設けて無理やりにでも意識を高めていかないと、真の“いい女”には近づけないと思っていて(笑)。“タンク”を着けている女性って私の中では、大人でとにかくカッコいいイメージ。何気ない着こなしにさらっと合わせて、普段使いするのも素敵ですよね。でも今の私だったら、そんな“いい女”になりきる特別な日に、さりげなくプラスするのが気分。いつかは“タンク”が板についた、“いい女”になっていたいけれど、今は『いい女っ“ぽい”ね』と言われるぐらいが心地いいです(笑)」

「レトロシックなアリゲーターのストラップや装飾があるフェイスに心がときめいた“タンク ルイ カルティエ”。ニュアンスのあるトーンがもともと好みなので、こっくりとした深みのある色合いにも惹かれました。見た目はカチッとした印象なのに実際に着けてみると、自然に肌になじむところにも感激。もし身に着けるときが来たら少しずつ、自分らしい表情に育てていきたいと思います」

タンク ルイ カルティエ¥1,636,800/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)

SAIRI ITO

2003年、子役としてデビュー後、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』やNETFLIX「全裸監督」など数々の作品に出演し、実力派女優として活躍中。映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」が11月5日に公開・配信、「ちょっと思い出しただけ」が2022年早春に公開を控えている。また2022年1月スタートの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)に出演。

ブルゾン¥63,800・スカート¥42,900/アリオスキー
ニット¥26,400/フロム
イヤリング(2つで)¥16,500/ジュエッテ
ブーツ¥36,300/マナ
パンツ/スタイリスト私物

カルティエ カスタマー サービスセンター TEL:0120-301-757
フロム TEL:03-6748-0212
アリオスキーTEL:03-5829-5902
ジュエッテ TEL:0120-10-6616
マナ TEL:03-5808-4460

Photos:Yusuke Raika(aosora)
Hair&Make-up:Aiko Okazawa(Loco)
Stylist:Akane Yoshida
Composition & Text:Kumiko Nozaki