2017.12.01

Session 裏話UOMO2018年1月号

UOMOの人気連載「木村拓哉 Session」撮影に同行した編集長、担当編集が、
取材の模様をフリースタイルで書き綴ります。

 例えば、幼少期に生まれ育った街。例えば、上京して初めて住んだアパート。例えば、奥さんにプロポーズした場所。人は誰しも、何かしら「思い出の場所」を持っているもの。じゃあ木村拓哉さんにとっての思い出の場所は、一体どこなんだろう。千葉の海? フジテレビ? 東京ドーム? 何となく木村さんのイメージに合う華やかな場所を想像していたので、本人が「代々木八幡」と答えたときは、思わず聞き返してしまいました。



 代々木八幡といえば、渋谷や原宿といった繁華街や緑豊かな代々木公園に隣接はしているものの、小ぢんまりした都心のエアポケットのような場所。駅周辺に美味しいゴハン屋さんなんかはちらほらありますが、基本は住宅街なので、昼間に「わざわざ行く」街ではありません。だから、幼き木村少年が見ていた代々木八幡の風景ってどんなだったんだろう?と俄然興味が湧いたのでした。



 …まあ、「ブラタモリ」ならぬ「ブラタクヤ」の詳しい顛末は本誌を読んで頂くとして(お願いします!)、ここでは、木村さんが撮影当日に見ていたであろう、代々木八幡の風景をいくつかご紹介したいと思います。

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 5歳で剣道を始めた木村さんが、以来ずっとお世話になっているという剣道防具のお店、八光堂。代々木八幡駅前の商店街沿いに看板が出ています。額装された絵は、木村さんが住んでいた頃にはすでに店内に飾ってあったそうです。
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 当時の木村少年を怖がらせていたという劇団青年座の前にて。この日は台風一過で、東京は晴れていたもののかなりの強風。劇団員の皆さんの足と思われる自転車も将棋倒しになっていました。この後、商店街で同じように倒れていた自転車を木村さん自ら起こし、持ち主をびっくりさせたというエピソードは本誌にもあるとおり。
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 「昔と全然変わってない!」と興奮気味に駆け上がって行った階段の先にあったのは、ツタに覆われた古い家屋でした。完全に記憶と一致していたようで本人も大興奮。
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 木村さんが当時住んでいた自宅はもう建て替えられていましたが、裏にあったブロック塀は健在。目につく表通りは変化が大きくても、ちょっと裏に入ると、変わらずに残っているものがたくさんあったようです。
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 木村少年が新聞記者に撮影されたという、踏切近くのたい焼き屋さんはこのあたり。


 木村さんの記憶力がものすごい、という話は以前もしたと思いますが、この日も全く迷う様子なく撮影スタッフを引率してくれました。目をキラキラさせながら駆け足で歩いて行くその姿はまるで少年時代にタイムスリップしたかのようで、木村さんの新たな一面が垣間見えたとても楽しい取材でした。ちなみに来月も、木村さんの人生に多大な影響を与えた「大切な場所」で撮影しています。乞うご期待!


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