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オダギリ ジョー「タガが外れた」30代最後の記念碑的作品

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いい意味で“タガが外れた”
30代最後の記念碑的作品

孤独な一人の男の姿をきわめて自然に演じながら、その役づくりは緻密に計算されていた。オダギリ ジョーさんの最新主演映画『オーバー・フェンス』。そこで演じる白岩は結婚生活が破綻し、職業訓練校に通っている男。自由を求めて苦悶する女・聡(蒼井優)と出会うことで、屈折した心が少しずつほぐれていく。その映画を「30代最後の記念碑的作品になった」と語る。

「白岩と聡がケンカする中盤のシーンは、二人の関係性や白岩自身に変化が生まれるという意味でとても重要です。天候の関係で、最終日にこの場面を撮ることになった。前後のつながりを考えて、監督も蒼井さんも僕も“これくらいの感じかな”と計算して撮影が始まったんです。でも最終日まで撮影してきたことへの愛情や手応え、そういうのを全部ひっくるめて、現場の熱量が上がってたんですよ。乱暴に言うとタガが外れたというか、最後だし、みんなでやりたいことを出し合おうという雰囲気になって。だから蒼井さんもリハーサル以上の感情をぶつけてきたし、僕も白岩の恥部をさらけ出そうとした。結果、演じる側としても面白かったし、非常に生々しく、ドキドキするシーンに仕上がりました」

山下敦弘監督をはじめカメラマンや脚本家も同世代の才能が集結した。

「いちばんいいチームが集ったと思います。監督の山下さんとは同時代を生きてきたし、僕はもちろん、山下さんもどちらかというとインディーズ作品を選んできた。ベースでわかり合えているから、価値観でぶつかることがない。そんな二人が白岩という一人の男を料理したら、やはり同じ角度と視点で同じものを作ってしまったという幸福な結末でした」

40歳という不惑を迎えたオダギリさん自身の「オーバー・フェンス」とは? 続きは発売中のUOMO11月号で!


『オーバー・フェンス』
監督/山下敦弘 原作/佐藤泰志
出演/オダギリ ジョー、蒼井優、松田翔太
テアトル新宿ほか全国公開中
http://overfence-movie.jp

妻子と別れた白岩は故郷・函館に帰り、失業給付をもらいつつ職業訓練校に通う。楽しみもなく働いて死ぬだけの人生と感じていた彼の前に、鳥の動きをまねる風変わりなホステス・聡が現れ、急速に惹かれる。その結末には、ささやかだが人生に大事な光明が差す。孤高の作家・佐藤泰志の函館三部作の完結編。


ジャケット¥240,000・シャツ¥115,000・スカーフ¥158,000/アン ドゥムルメステール(Pred PR)

Photo:Go Tanabe
Hair&Make-up:Yoshimi Sunahara
Stylist:Tetsuya Nishimura
Text:Minako Toriumi

JOE ODAGIRI
1976年岡山県生まれ。2003年、映画『アカルイミライ』で初主演。近作に『舟を編む』『FOUJITA』。公開に『湯を沸かすほどの熱い愛』(10月29日公開)、『続・深夜食堂』(11月公開予定)、『エルネスト』(2017年公開予定)など。

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