Charlotte Perriand
Les Arcs Chair

「1960年代、フランスのサヴォア地方のスキーリゾート「Les Arcs」の建設プロジェクトで、シャルロット・ペリアンという女性デザイナーがセレクトした椅子。ずっと彼女がデザインしたと思われていましたが、最近になって実はイタリアのメーカーが制作したものをセレクトしたという話が出ているんです。パイプとレザーのコンビネーションが好きで、今見てもデザインが古くない。レザー使いのわりに軽量だし、スタッキングできるなど使い勝手もいい。ぺリアンの写真集で初めて見てからずっと憧れていたんですけど、スキーリゾート地のアルク駅の屋内外で使われていたため状態のいいものがなかなか見つからず…1年前に都内のヴィンテージショップでようやく見つけました」

水澗航さん

スタジオ ファブワーク ディレクター。「毎日座る椅子は家具の中でも一番身近な存在」という水澗さん。その造形美も魅力だという。「気軽に買えるものではないし、大事にするから雑に扱わない。すると所作も洗練される。日常使うものって無頓着なら無頓着なりの生活になるけど、こだわって選んだものが増えればそれだけ丁寧に暮らすようになる。椅子はそのきっかけでもあるんです」。最初に購入した椅子はアルヴァ・アアルトのスツール。


Photos:Mao Nakazawa

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