艶のない漆の凜とした表情、洗練された佇まい。漆器のイメージを覆すうつわは作家、宮城荘一郎氏の作品。宮崎県を拠点に漆器や彫刻作品を手がける作家はUOMO世代とまだ若いながら、15歳で漆工芸の世界に飛び込んだというその技術は文化財の修復をまかされるほど。

熟練の技術とモダンなデザインが生み出す作品は、まるで空間を包み込むような緊張感がありながら、手に取るとそこに潜むあたたかみを感じるだろう。「塗り」と「研磨」を幾度も繰り返して丁寧に仕上げた漆器はすべてが自然物が作られており、「1000年は緩まない」といわれている。

そんな宮城荘一郎氏の作品が一堂に揃う企画展がGraphpaper(グラフペーパー)にて開催されている。重箱をはじめ、これからの季節に華を添える大小様々な漆器が揃う貴重な機会。一年のはじまりを祝う特別なうつわ選びから新年を迎える準備をはじめよう。


宮城壮一郎“重ねる仕事”
会期:12月9日(土)~26日(火)
会場: Graphpaper
住所: 東京都渋谷区神宮前5-36-6 KARIマンション1A/2D
月曜定休 ※25日(月)のみ営業
営業時間:12時~20時
TEL: 03-6418-9402
www.graphpaper-tokyo.com

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