今も昔も、アントワープの建築はかっこいい! | Blog | UOMO | WEBUOMO

今も昔も、アントワープの建築はかっこいい!

UOMO編集部 中野健吾

UOMO編集部 中野健吾

UOMO編集部ブログ

ファッションアートも堪能して、まだ飽き足らず、見たいのは、建築でしょう! 

ベルギーといえばアール・ヌーヴォー。「新しい芸術」を意味し、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な芸術運動で、花や植物などの有機的なモチーフや曲線の組み合わせによって生まれるエレガントな佇まいが魅力ですね。

ここアントワープでも、もちろんアール・ヌーヴォー建築をいくつも拝むことができます。

P1010429

アール・ヌーヴォーを語るうえで欠かせないのがベルギー出身の巨匠ヴィクトール・オルタ。彼が手掛けたタッセル邸は世界初のアール・ヌーヴォー建築作品なのです。で、そんな巨匠の建築を移築し、インテリアに生かしたのがここ

Grand Cafe Horta
Hopland 2,2000 Antwerpen

http://www.grandcafehorta.be/

P1010438

昔の建築なのに、どこか近未来的。曲線でつくられたインテリアは柔らかさもありますね。ちなみにここでは旬なホワイトアスパラをいただきました。

P1010441

これ日本でも普通に流通すればいいのに・・・てくらい美味でした。。

そんなアール・ヌーヴォー建築を一気に見るのにオススメなエリアがズーレンボルグ・ベルヘム地区
今回訪れたのはその中心に位置するcogels-osy通りです。

P1010829

1900年前後に建てられた住宅が密集する高級住宅街です。

P1010831

同じ建築様式といっても、一軒一軒ディテールが異なり見ていてほんとに楽しいのです。

P1010833

中心部から少し離れているので流れる空気もおだやか。自分が住むならどこにしようという妄想も尽きません(笑)。

アントワープは港町なので、こういった住宅街とはまた別に、港や河川沿いにモダンでダイナミックな建築が多数あります。中でも個人的に気になった建築TOP3を発表させていただきます!

まず第3位は

アントワープ市裁判所(Antwerp Law Courts)
https://www.rsh-p.com/projects/antwerp-law-courts/

P1010821

ロジャース・スターク・ハーバー・アンド・パートナーズ設計。一見、巨大なコンサートホールと見間違うほどアヴァンギャルドなデザインですがこちらアントワープに3つある裁判所のうちの一つ。特徴的な屋根は空調の調節のためという、まさに実用美が光りますね。

つづいて第2位は

MAS
http://www.mas.be/en

P1010901 - コピー

ノーテリングス・リーダイク設計。
2012年に完成した市立ミュージアムです。アントワープの歴史や絵画、現代アートなど様々なジャンルの作品が複数階に分かれた5700㎡のエリアに展示されています。港町らしいコンテナを積み上げたかのような外観に、これまた市を象徴する伝説の巨人の手のモチーフが無数に型押しされています。

P1010906

ここの魅力は建築や展示もさることながら、屋上からの眺望です。アントワープを360度見渡すことができますよ!

P1010913

そして第1位は

港湾局本社の「ポートハウス」(Port of Antwerp)
http://www.portofantwerp.com/en/tour-port-house

P1010850

ザハ・ハディド設計。
2016年にできたばかりの最新建築。遠目に見ると巨大なダイヤモンドが空中に浮かんでいるのです。もともと消防署だった下層部分とみごとに連結されており過去と未来がつながっている姿は本当に感動します。ザハ・ハディドは内部のリノベーションも担当しておりここでは約500人のスタッフが働いているそうです。

P1010859

P1010863

P1010877

P1010883

撮影のベストポジションを探すのもまた一興。インスタで確実に「いいね」もらえますよ!

P1010891

最後は郊外へちょっと遠出。

聖ウルスラ修道院(Winter Garden of the Ursuline nuns)
http://www.visitwintertuin.be/

P1010930

ここはアール・ヌーヴォー スタイルの天井画などが美しいウインターガーデン(温室)で有名。この温室は、寄宿学校であったここに、生徒の親が来た時にお迎えするホテルのロビーのような役割を担っていたそうです。

P1010940 - コピー

この温室以外にも教室や礼拝堂はノスタルジックな雰囲気が最高です。

P1010953

P1010986

中心部からは離れていますが、時間があればぜひ立ち寄っていただきたい隠れた名所でした。その他、建築関係の詳しい最新情報はベルギー・フランダース政府観光局のサイトが分かりやすくまとめられていますので
そちらもチェックしてみてください。http://www.hollandflanders.jp

最終章はオランダの建築とダッチデザインについて書いてみようと思います。

あわせて読みたい

UOMO編集部 中野健吾

UOMO編集部 中野健吾

UOMO編集部の面々が撮影裏話、最速展示会情報、
個人的に気になるモノ、コトなど自由にアップします!
よろしくお願いいたします。

UOMO編集部 中野健吾の最新記事

RECENT ENTRIES

イメージ
NOW ON SALE

UOMO 11月号好評発売中

定価 870YEN

PAGE TOP