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花より団子?とらや春のお茶会。

UOMO編集部 藤田繭

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IMG_3718今だけ手提げ袋も春の装い

春のお茶会にお招きいただき、元赤坂のお店におじゃましました。「春のお茶会」だなんてなんと雅な響きでしょう。ひと足はやい桜と、春色のかわいらしい和菓子たち。美しくも親しみのあるかわいらしさも和菓子の魅力。小さな世界に細やかな装飾をほどこした慎ましい美しさと、甘さ。「ひと口」も自然と小さく上品になるのだから不思議です。

IMG_3696四季折々の羊羹。本当にきれい

店内には、なんと四季折々1年分の羊羹が。とらやの「季節の羊羹」はその姿も味も、四季に合わせて変わります。毎回これを楽しみに待っているお客さんも多く、並べてみると本当に色とりどり美しい。

3月〜4月の今の時期は、桜が爛漫と咲き誇る山里の情景をかたちにした「桜の里」をぜひご賞味あれ。道明寺粉をたっぷり使ったキラキラ光るようなピンクの道明寺羹と、桜の葉を細かく刻み入れた緑の練羊羹を合わせたそのお味は、桜餅にも似た食感と桜の葉のほのかな香りが楽しめる。

IMG_3706ひとつだけ違うのが「遠桜」

ほわほわと綿毛のような見た目がかわいらしいこちらも季節感のある和菓子「遠桜」。名前の通り、満開の桜を遠くから眺めた時の、にじむようなシルエットと淡いピンク。実はとっても繊細で、つぶ餡の餡玉の周りに箸で少しずつ、そぼろ状にした餡をまとわせていくのですが、まずはじめに中心の餡を白い煉切でくるむんです、ほとんど見えないのに。繊細な技術もそうですが、細やかな心配りに和菓子職人の真髄をみるのでした。

IMG_3724おもたせにぴったりの春のもなか

この「遠桜」のほわほわたる部分もそうですが、とらやの白あんはちょっと特別なんですって。多くの場合「白あん」は小豆を使わず、別のものを使うらしい。なぜかって白小豆を育てるのはとても大変だから。でも、とらやの白あんは自社の畑で育てた白小豆を使用した正真正銘の白あんで、豆感のある甘さはとても優しく、柔らかい。

IMG_3725こっちはこしあん。桜が白あんでした

白小豆の白あんは、とっっっっても珍しい。これを聞いたからには次からとらやでは白あんの和菓子を選ぼうと考えた私はやっぱり、花より団子なのだろう。

UOMO編集部 藤田繭

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