エルメス「MANifeste」期間限定ブティックとリチャード・ゴーマンの越前和紙にまつわる、ちょっといい話 | Blog | UOMO | WEBUOMO

エルメス「MANifeste」期間限定ブティックとリチャード・ゴーマンの越前和紙にまつわる、ちょっといい話

UOMO編集部 藤田繭

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今日2015年10月21日は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムトラベルした日らしい。

現実世界はどれほど映画に近づいたのかというと、ひとまずレクサスがホバーボードを実現してくれたおかげで「夢の未来」がぐっと具体化したような。

「どらえもん」にはまだ遠く及ばないけれど、あれは22世紀の話だから猶予はある。気長に待ってるよ、どこでもドア。

しかし、よくよく考えるとiPhoneなんかもだいぶ未来のカタチだと思う。機能的にも、見た目的にも。おかげでネットの世界が一気に加速しているわけだけど、この秋はじまった「エルメス」のコンテンツもおもしろい。

Le MANifeste d’Hermès」と題したメンズ向けのスペシャルサイトで、新作アイテムを紹介するのだけど、どのコンテンツも「エルメス」らしいウィットが利いてる。

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「一城の主になるための方法」とはつまり砂の城の作り方で、新作ウェアが楽しめる。「ダンスを極めるステップ」は新作シューズ。他にもタイやバッグをフィーチャーしたユーモアたっぷりの動画やゲームを展開している。

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「詩人の資質を目覚めさせるワード」は実際にプレイして楽しめるもので、決められた数十種の単語を組み合わせて詩を作ろうというもの。完成した詩はSNSでシェアすることも。

などなど、コンテンツは日々増えているらしいので、ちょくちょく覗いてみよう。

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ところでなんの話かというと、この「MANifeste」が実写化(?)しましたという話。伊勢丹新宿店メンズ館1Fに期間限定でポップアップショップがオープンした。

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服から靴、バッグ、ストール、アクセサリーや時計、革小物まで、メンズアイテムが一堂に揃った店内は、「MANifeste」のコンテンツをテーマにコーナーが仕切られている。

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ウィンドーのディスプレーにはアイルランドの現代美術家、リチャード・ゴーマンさんによる越前和紙を使ったアートワークが。

年に一度は福井県今立町の岩野平三郎工房を訪ね、越前和紙の技術を学んでいるというゴーマンさん。でも、いったいなぜ越前和紙?

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と思ったら、なんでも若き日のゴーマンさんがバックパッカーとして日本を訪ねた際、越前和紙と出合い美しさに惚れた…までは良いのだが、さっそく20枚ほど購入しようと思ったところお金が足りず、泣く泣く10枚で我慢してアイルランドに帰ったそう。

ところが、帰国して包みを開けてみると和紙は全部で20枚。お金が足りない事情に気づいた店主が気を利かせて20枚包んでくれたのだ。

この心優しい店主こそ岩野平三郎さんその人。粋な計らいに感激したゴーマンさんは、以来毎年のように岩野平三郎工房を訪ね、いまでは工房内にゴーマンさんのスペースがあるほどらしい。

アイルランドと福井県、直線距離にしておよそ9450.5km。縁というのは、どこで出くわすかわからないものです。変わり者の友人の車が次元転移装置搭載車だった、なんてことも2015年10月時点においては有り得るかもしれないわけですからね。うん、さすがにないか。

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伊勢丹新宿店メンズ館の「MANifeste」期間限定ブティックは11月10日(火)まで。10月27日(火)からは銀座店にもスペースが登場するそうです。「MANifeste」のサイトとあわせてどうぞ。

UOMO編集部 藤田繭

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